
あのきらきらと光るのは何だろう。近づいて見ると、花びらのように揺れている。この色鮮やかなピアスやイヤリングは、中米の伝統文化からヒントを得て、ある「生き物」から出来ているらしい。工房を3月下旬に訪ねた。
「アクセサリー一つで気分は上がるんですよ」。制作する埼玉県草加市の新明尚美さん(45)は楽しそう。自宅の棚には、薄い直径1~4センチの丸いパーツがぎっしり詰め込まれ、袋には「奄美大島産」や「長崎産」と書かれてあった。
実は、これ、すべて「魚の鱗(うろこ)」だ。乾燥させ、着色し、光沢感が出るように加工。針金で型を作り、鱗を花びらなどの形に造形していくのだという。
■鱗に出合ってから40年…










